福岡市南区柏原5丁目の放課後等デイサービス「小さな目のクジラ」

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♪音癒〜Onyu〜♪

「視て、聴いて、触れて」
音楽療法講師よる、お子さまの心と身体の成長を育てる音楽療法です。
生涯を通じて豊かな感性や楽しみとなるように・・・♪
お子さまの目標や状況に応じて丁寧にご指導いたします。

音楽療法とは

音楽療法とは、「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障がいの回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」をさすものとする(日本音楽療法学会)と定義されています。

現在、上記のようなことを目的に音楽やピアノレッスンを通じて行い受け入れてくれるお教室は、まだまだ少ないのが現状です。
ひとりひとりの様々な障がい、現状に合わせて日常生活における成長を手助けしていきたいと思っています。

♪お子さまの成長へ希望の光を

「わが子へのこれからの成長への不安・・・」
「何か子どものためにしてあげたいけれど、何からしていけばよいのかわからない・・・」
など、障がいをもつお子様を持つ保護者様の心配は尽きません。

・アイコンタクトが取れるようになって欲しい
・笑顔を見せるようになって欲しい
・じっと座るなど、場面に応じた行動ができるようになて欲しい
・言葉を交わせるようになって欲しい

など、保護者様への不安解消、お子様への成長の手助けを音楽活動を通して行っていくこと
「音楽療法」なのです。

講師プロフィール

川内野清華

非常勤講師 川内野 清華 かわうちのさやか

<所有資格>
・日本音楽療法学会認定音楽療法士
・介護福祉士
・中学校教諭一種音楽教諭免許、高等学校教諭一種教諭免許(音楽)
・リトミック研究センター講師資格
・教育カウンセラー協会認定ピアヘルパー

<プロフィール>
くらしき作陽大学音楽学部教育音楽学科音楽療法専修卒業
ピアノ・エレクトーンを中川益子、クラリネットを林原郁雄、寺田真弓各氏に師事する。
恩賜財団済生会 貴船福祉ケアセンターにて音楽療法士を経て音楽療法・音楽療法教室 音癒-Onyu-を設立する。
福岡県内の児童・病院・施設・障害児(者)へのピアノレッスン・音楽療法のクライエントは200名を越える。
博多経済新聞、RKBラジオ「開店!ウメ子食堂」にて、音楽療法士として取材をされさらに活動の幅を広げている。

<メッセージ>
私は一人ひとりに合わせた音楽活動に「参加する」ことが大切だと考えています。音楽療法セッションを行っていく中で、一人の自閉症の男の子と出会いました。いつも隅で木魚を叩き、一人でいつもいたのです。
それから様々なアプローチをし、今やみんなと過ごす楽しさを感じて日常生活を過ごせるようになりました。その変化にご家族が一番驚いたほど!!
ひとりひとりの参加の方法は違うかもしれません。
音楽の力を借りて、少しずつ成長を助けていき最後には、音楽療法で経験したことを生活に活かせるようになれば…と考えています。

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音楽療法ってどんなことをするの?

♪音楽療法をはじめるまでに

一口に障がいといっても、様々です。
保護者様と、日常生活の様子などお聞きしながら進めていきます。このことをアセスメントといいます。
音楽療法のご依頼を受けると、まずアセスメントからスタートします。
アセスメントでは、その子の特徴や行為などをお聞きし、理解をしていきます。
アセスメントに基づいて指導方針を組み立てていき、音楽療法体験レッスンにて
検証・今後の目標を立てていきます。

♪どんな楽器を使うの?

ハープやギロの他、ジャンベなどの太鼓類、声を出して鳴らすカズー、
波の音が聞こえるオーシャンドラムなどがあります。
ハンドベルは、力の弱いお子様でも鳴らせるボタンタイプ、楽器を握って手と手を触れ合うことで
鳴らすことのできるフレクトリックドラムスなど、最新の楽器なども使用しています。
音だけでなく、視覚・触覚などの様々な刺激が入る楽器をたくさん準備しております♪

楽器だけでなく、絵本やスカーフ、リボンなどを使用し身体の成長を手助けしてしています。

音楽療法の期待できる効果について

●他人とのコミュケーションや関わり方を学ぶことができます。
●歌絵本などを通して、言葉の理解・明瞭化の向上することが期待できます。
●音楽に合わせてダンスや絵を描くことで表現力を養うことで自分の意思や感情を示せるようになる
 可能性があります。
●からだの部位を覚えていき、日常生活動作(ボタンを留めるなど)がスムーズにできるようになることが
 期待できます。
●音楽を通して、「はじまり」と「終わり」を学ぶことで法則性を身につけることができることが期待できます。
●いろんな楽器に触れることでいろんな音に対して許容範囲を広げることができる可能性があります。

音楽療法を行い、すぐに結果が出るお子様ばかりではありません。
しかし、継続して「続けていく」と、ゆっくりではありますがお子さまの変化に驚くばかりです。

♪なぜ上記の効果が期待できるの?

【その1】
音楽療法が障がい児に有効な理由として、人の脳には、
大脳辺縁系という場所があります。
そこは、人間の「快」を感じるところであり無意識に音楽と接すると、
ドーパミンやβエンドルフィンなどの快感物質が分泌されることで
喜びや安心感を得られるようになっています。
そのため、子どもから高齢者まで音楽療法は有効と考えられるのです。

【その2】
音楽療法が、障がい児に有効な理由として音楽には「はじまり」と
「おわり」があること。つまり、時を刻んでいます。
そのため、「この曲が終わるまで」などの見通しが子どもたちには
立てやすく、安心するのです。

【その3】
楽器には、音からの聴覚刺激だけでなく
・楽器に触ることによる「触覚刺激」や「*固有覚刺激」
・楽器を見ることによる「視覚刺激」
*固有覚刺激…筋肉を使う時や関節の曲げ伸ばしによって生じる
感覚のこと。(皮膚表面ではなく、筋肉や骨への感覚刺激)
などの、様々な刺激を与えることができるため障がい児への
音楽療法やピアノレッスンに効果が期待できると考えられます。

音楽療法ってどんなことをするの?

♪これまで音楽療法を行なってきたケース

・広汎性発達障害  ・LD 学習障害  ・自閉症スペクトラム  ・言葉の遅れ
・自閉症      ・知的障害    ・アスペルガー症候群  ・脳性麻痺
・ADHD注意欠陥  ・多動性障害   ・ダウン症

音楽療法を受けた保護者の声

「言葉の発達が遅れている4歳の息子に、自分の思いや伝えたいことを表現させる手段はないかと、 息子に合った療法を探していましたところ、“音楽療法”にたどり着きました。 音楽が大好きな息子は、お試しセッションの時からとても楽しそうにしていました。 また、清華先生の優しくほんわかした雰囲気がとても合っていたようで、 人見知りすることなくすぐに馴染むことができました。 数カ月経った今、少しずつではありますが音楽療法の効果を感じています。 まず、自分の意思を言葉で伝えようとするようになったこと。 友達とコミュニケーションをとりながら遊べるようになってきていること。 何かを作ったり絵を描くことに目的を持って(○○を作ろうという)取り組めるように なってきていること。日々の生活の中で成長を感じることが多くなりました。 音楽の力、そして何よりも先生が一生懸命息子に向き合って下さっていることに感謝している毎日です。

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